4. Suceviţa スチェヴィーツァ修道院

 

外部

画像:”The Suceviţa Monastery” 2009 TIPODEC ’95 ・Mobile

 

画像:2016/06/03撮影。北面。Bokovinaの修道院のなかで北面装飾が現在に残る唯一の例。

 

画像:2016/06/03撮影。北面の装飾。天国への階段。(Iconography, 14. “The Ladder of Virtues”を参照のこと)

 

画像:2016/06/03撮影。北面装飾。後陣外側の聖人群像装飾。

 

画像:2016/06/03撮影。南面装飾

 

画像:2016/06/03撮影。南面装飾の中心部はThe Tree of Jesse。Jesse=エッサイというのは、ダビデ王の父親であり、イエス・キリストの両親の祖先とされている。そこで、「エッサイの木」というのは、イエスがエッサイの家系であることを示す図案である。

 

画像:2016/06/03撮影。雨模様ながら、Suceviţa Monasteryは美しい。

 

内部-色彩の饗宴

画像:2016/06/03撮影。Exo-Nartex からNartexを覗き込む。


 

画像:”Medieval Monuments of Bukovina” ACS, P153

キリストの復活教会(Suceviţa教会の別名)、身廊、丸天井


 

 タワーの絵画は、その当時モルダヴィアの首カテドラルであったスチャヴァの聖ヨハネ新修道院の聖ゲオルギオス教会のプログラムを踏襲している。:全能者、天使の階層、使徒達、預言者達、天使達の祈祷文、受胎告知、イエスの出産、イエスの寺院での披露、イエスの洗礼が、ドームには、「モルダヴィア風アーチ型天井」のシステムのドラムとルネット(壁面の半円形の部分)が装備され、主たる垂れ飾りには福音書記者が描かれている。

(解説:”Medieval Monuments of Bukovina” ACS, P150)

 

            

            画像:”Medieval Monuments of Bukovina” ACS, P154

            内陣の丸天井:「受胎告知」賛歌;「キリストの昇天」

            

 

 内陣のコンチ(半円形屋根)には、大天使達によって崇拝される聖母が慣例的に描かれる。また、キリストの昇天がある。丸屋根の西側部分には、17連の受胎告知のAkathist(アカシスト流儀の)聖歌が描かれている。金が夥しく使用されているのは、スチェヴィツァに特有の色彩学と関連している:鮮やかな辰砂(しんしや)の赤、エメラルド・グリーン、白と黒。典型的な特徴は対外の場面は小さく、本の挿絵を喚起させる物語的構成のモデルに従っている。典型的な特徴は、大部分の場面が小さいことであるが、これは物語構成モデルに従っているので、書物の挿絵の雰囲気になっているからだ。この傾向は身廊においても顕著であり、ここでは壁の中央が福音書関連のエピソードが沢山えがかれている。:キリストの奇蹟、たとえ話、一連の受難話、などである。ちょっと変わっている点は、南、西、北側のルネット(壁面の半円形の部分)に、キリストと聖処女を讃える目的の深く神秘的な内容の礼拝式用の聖歌が描かれていることである。これらはドラゴミルナ修道院にも見られる。

(解説:”Medieval Monuments of Bukovina” ACS, P152)

 

画像:”Medieval Monuments of Bukovina” ACS, P156

埋葬室、西壁; 描かれているのは上から順番に;

聖歌“They Enjoy You”

キリストのたとえ話

受難の史詩

(解説:”Medieval Monuments of Bukovina” ACS, P156)

 

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