10. The prayer on the mount 山上の垂訓
スチェヴィツァ修道院の身廊の絵画は「救世主イエス・キリストの生涯-奇蹟と苦難」(The
Life of Jesus Christ the Savior - Miracles and Passions")である。その中から、
画像:"The Sucevita Monastery", 2009 TIPODEC '95, P5
The Prayer on the Mount (山上の垂訓)
山上の垂訓(新約聖書内マタイによる福音書第五章から七章)
教えの最も有名な部分は、章頭(マタイによる福音書5章3節から10節まで)の「幸福なるかな」と8回繰り返されるところであり、幸福の説教、真福八端(しんぷくはったん)、真福詞等とも呼ばれている。
引用:
5:3 こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。
5:4 悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。
5:5 柔和な人たちは、さいわいである、彼らは地を受けつぐであろう。
5:6 義に飢えかわいている人たちは、さいわいである、彼らは飽き足りるようになるであろう。
5:7 あわれみ深い人たちは、さいわいである、彼らはあわれみを受けるであろう。
5:8 心の清い人たちは、さいわいである、彼らは神を見るであろう。
5:9 平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。
5:10 義のために迫害されてきた人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。